コンフェデ2009を振り返る3

 さて、今日は昨日、紹介した雑誌の記事からアメリカについて考えてみたいと思います。

FIFAのランキングをそのまま鵜呑みにしてはいけませんが、大会前の2009年6月のランキングではスペインの1位に対し、アメリカは14位でした。

しかし、アメリカのダイナミックなオフェンス・スタイルは世界のトップ相手にも十分に通用することを示しました。そのオフェンスのコンセプトは個のインスピレーションや打開力に頼ることなく、理論に基づいてシステマティックに相手を崩していく、というものでした。

そうした中で、中盤のマイケル・ブラッドリーがアメフトでいう「クォーターバック」の役割を果たしていると表現したライターの方の見方は斬新に思いました。

そのライターの方の記事を要約すると、『彼(マイケル・ブラッドリー)が中盤で前を向いてボールを持つと、複数の選手が多方向に走り出す。その動きがいわゆる「3人目の動き」ではなく、「いくつかの2人目の動き」であって、1本のパスに対して前方に複数の選択肢を用意するという捉え方が、アメフトの発想だ』という感じになります。

さらにはそのライターさんはこうも書いています。
『リスタートでこうした動きを取り入れている国は少なくないが、アメリカは流れの中でこのアメフト的な崩しのメソッドを取り入れている。』


しかし、よく考えてみると、「いくつかの2人目の動き」はどこのサッカーチームでも行われていることであり、それほど目新しいとは言えません。が、アメフトとサッカーを比較して考えてみることが今まであまりなかったため、アメフトサッカーの記事は新鮮な感じがしました。


この続きはすぐにでも書きたいですが、次回の更新は7月最終週になりそうです。コンフェデ決勝とその他について触れる予定でいます。

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