今日はリーガエスパニョーラの今季の展望についてお届けします。
昨季のリーガエスパニョーラはバルセロナが圧倒的な力を見せつけ、R.マドリードの3連覇を阻みました。
そして、注目の'09-'10シーズンは8/30に開幕を迎えます。中村俊輔が移籍したエスパニョールはアウェイでビルバオと対戦します。
今季の優勝争いもバルセロナ、R.マドリードを軸に展開されることは間違いありません。
今季、欧州で一番の注目を集めるR.マドリードは銀河系軍団を築いたペレスが再び会長に就任し、圧倒的な資金力でC.ロナウド、カカ、ベンゼマ、シャビ・アロンソを獲得しました。
その一方でカンナバーロがチームを去り、ペペとコンビを組むCBにはバレンシアからアルビオルを据えました。
しかし、この若きDFリーダーはスピードに難点があり、昨シーズン、カンナバーロでさえ強固な守備組織を築けなかったことを考えると、前がかりになるチームにおいてアルビオルへの負担は非常に大きくなります。
前線からの統率のとれたプレスを徹底できない限り、シャビ・アロンソも守備に追われることになり、彼の武器である長短のパスも鳴りを潜めることになるでしょう。
ディアラとペペがこの新加入の2人とどれだけのコンビネーションを築き上げられるのかにチームの命運が懸かっているかもしれません。また、カバーリングの約束事もしっかりと徹底されるのか、注目したいところです。
ライバルとなるバルセロナは昨季、リーガ、CL、国王杯の3冠を達成し、バルセロナ史上最強チームとも言われました。今夏の移籍市場ではイブラヒモビッチをエトー(+フレブ)とのトレードで獲得し、契約満了となったDFシウビーニョの後釜としてマクスウェルを獲得したものの、その他ビッグニュースとなる補強は行っていません。
しかし、イニエスタ、シャビ、メッシ、アンリといった、昨シーズン100得点を叩き出した中盤・前線の破壊力は健在で、イブラヒモビッチが問題なく順応できれば、昨季と同水準の総得点が期待されます。
守備陣においてはマルケス、プジョルのコンディションに不安が残るものの、ピケが昨季、大成長したことで、バックアッパーの獲得は急務な問題とはなっていません。下部組織からムニエサが台頭してきているのも明るい話題です。
この2強を追う形になるのが、セビージャ、アトレティコ・マドリード、バレンシアといったところでしょうか。
ここ数年、安定した戦いを続けてきたセビージャはルイス・ファビアーノの引き止めに成功したことで、昨季18得点のカヌーテとコンフェデ2009で得点王となったファビアーノの強力2トップにさらなる注目が集まりそうです。
加えて、昨シーズン38試合で39失点という鉄壁の守備陣が今季も機能するのか、期待したいと思います。
アトレティコも昨季、2人で総得点(80)の6割以上を挙げた両FW{フォルラン(32点)、アグエロ(17点)}がチームに残留し、且つ弱点のGKにはU-21スペイン代表のアセンホを獲得し、DFにはスペイン代表としてEURO2008の優勝にも貢献したファニートを補強したことで、総合力はバルサ、レアルに次ぐ3番手につけたように思います。優勝争いに絡むことができれば、マドリードダービーは例年以上の熱を帯びることになりそうです。
バレンシアはビジャやシルバといった現有戦力にGK、DF、MF、FWの各ポジションに効果的な補強を施しました(レンタル復帰も含む)。バラハの怪我による序盤戦の欠場は痛手となるかもしれませんが、個々の選手の能力は高いだけにCL争いには必ず顔を出してきそうです。昨季終盤の6試合で勝ち点3というような、取りこぼしがない限り、5位以上でのフィニッシュが予想されます。
次回はセリエAの今季の展望についてお届けします。
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